健康診断の一期一会
- AYAKO TAKANO
- 2023年5月14日
- 読了時間: 2分
昨日、健康診断に行ってきました。
今回は、検査項目に血液検査を追加しました。
さて、行ってみると健康診断の流れが少し変わっていました。これまでは個人名で呼ばれていましたが、受診者は渡された番号札を首から下げ、その番号で呼ばれるようになっていました。
しかし、ちょっと違和感がありました。というのは、それぞれの検査項目で本人確認をするのですが、待合ロビーで問診票のバインダーを本人に見せて確認するため、待合の人も見ようと思えば見えてしまうからです。本来、検査室や処置室等で確認すべきだと思います。これでは、個人情報保護の観点から番号札に変更した意味がありません。何のためにしているのか(目的)を考えないと、ただの「作業」になってしまいます。
さて、採血の順番がやってきました。看護師さんは、バット(ステンレストレー)に採血管(血液を入れる容器)を数本入れて準備をしますが、それが雑なのです。「私の血液を入れる大切な容器なのに!」と言いたくなります。無意識にしていることなのでしょうが、この「無意識」に不快感をいだきました。
いよいよ採血。私は、針を刺す瞬間をいつもジーっと見ています。私の血管は細いからです。「あら、その方向に針を向けても多分無理よ!」と身体が反応します。案の定、なかなかうまくいかず、ベテラン看護師さんも登場して、結局3人がかりの採血となりました。
結果、両腕に痛々しい針の跡が残ってしまいました。看護師さんは申し訳なさそうにしていましたが、私は、笑顔で「大丈夫ですよ!」とエールを送りました。
検診施設にとって、健康診断は毎日繰り返される「作業」であり、相手は大勢の受診者に見えるでしょうが、一人ひとりの受診者にしてみれば、目の前の医師や看護師さんは一期一会の相手なのです。
受診者は不安がある分、医師や看護師さんたちの一挙手一投足をジーっと見ています。流れ作業で処理するのではなく、一期一会の受診者という意識で向き合ってほしいものです。
昨日は、受診者という立場になったことで、目の前の相手を尊び、行動することがいかに大切かを再確認することができました。
私はアクシデントに遭遇すると、「今度はどんな気づきをいただけるのだろうか」と、ちょっと心がワクワクします。自分で経験したり感じたりしたことが、人の役に立つ貴重な事例になるからです。その意味でアクシデントは大歓迎です。
さあ、明日はどんなワクワクとの出合いがあるかな?







さすがは文子先生、アクシデントもワクワクに変えてしまうなんて、まさに「禍を転じて福と為す」ということですね。明日どんなアクシデントに遭遇するか分からないけど、それは自分が成長する好機なのだと心得れば、アクシデントも怖くなくなります。明日に向かう勇気が湧いてきました!
医療の現場で働く方々にとっては日々の仕事に慣れが出て来る。慣れると動作が雑になる。それが医療事故を引き起こす元にもなる。そう思うと慣れは怖いものだと思いました。
🌷🌷🌷待ってました。チューリップきたーーーー🌷🌷🌷たくさん咲きましたね。とーーってもきれい。髙野先生ありがとうございます📸品種が違うのかな、よくわからないけど、私は遠くのほうの白くてパーッと開いてるのが特に好きです💓💛