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あぶくの本質

  • AYAKO TAKANO
  • 2025年10月13日
  • 読了時間: 3分


数年前、私は人生の棚卸しを数カ月かけて行ったことがあります。独自の手法で、自分の価値観を分野ごとに分析、それをエクセルに入力してグラフ化しました。人生において、初めて自分としっかり向き合った時間です。大変貴重な経験となりました。時間も手間もかかり大変でしたが、自分を知ると、こんなにも自分に自信が持てるのか、幸せになれるのか、と驚きました。人は、絶えず悩んだり迷ったりするものです。そのような時、自分を見失ってしまうと、まるで嵐の海に飲み込まれてしまったかのように、あっぷあっぷ溺れてしまいます。


いま、あっぷあっぷと書いていて、ふと思い出したことがあります。私は若い頃(今も)泳ぎが苦手で、無呼吸泳法で15メートル、あっぷあっぷ息をして25メートル泳ぐのがようやくでした。そのような私ですが、海の中が大好きです。特に、地球の中心(25m程ですが)に向かって潜っていくのが好きでした。きっかけは、20歳の時の沖縄旅行です。真っ青な空、風、南国の海を身体いっぱいに感じて、「あ~、こんな世界があるなんて!」と、すっかり心を奪われてしまいました。特に深い海の中。「この世界をもっと知りたい」「感じたい」「冒険したい」と心が高鳴り、私はスキューバーダイビングをしようと決意しました。


その当時、女性のダイバーは少ないうえに、泳げない私がスキューバーダイビングをやるといい出したのだから、知人たちは目を丸くしました。「えっ、どうして?」「神秘的な世界に憧れたの?」「きれいな生き物に会えるから?」「無重力体験がしたいの?」。どれも違いました。スキューバダイビングに引きつけられた理由は、「泡」(あぶく)でした。海の中で息を吐くと、まあるい泡が、「ぽわ~ん、ぽわ~ん」と海面に向かって、揺らぎながら上っていきます。その、まあるい泡を眺めるのが大好きなのです。


美しい泡たちは、空から差し込む光を受けて、きらきら輝き、揺らぎ、まるで「ぽわーん、ぽくぽく、ぽわ~ん」とおしゃべりし合っているかのようです。私は、泡たちに生命力を感じました。何者にも束縛されず、自由奔放、変幻自在に形を変えつつ、決して本質を損なわない。「泡」は、私がずっと探し求めていた「私」でした。「泡」たちは、私に「自分の好きに生きればいいんだよ」と、励ましてくれました。


最近、嫌なことがあっても、ピンチに遭遇しても、落ち込んだり迷ったりすることが少なくなりました。どこかでピンチを楽しんでいる自分すら感じます。

自分の本質を知ると、自分らしく生きられます。自信がつき、安心して、心が満たされます。私は、自由を愛し、探究心が強く、妄想癖があって、大の冒険好き。そして甘えん坊です。自分を知り、自分らしく生きると決めれば、本来のエネルギーが湧き出てきます。エネルギーが満ちあふれると、今度は人を応援したくなります。


皆さんも、自分の人生の棚卸しをしてみませんか。応援します!





 
 
 

4件のコメント

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有田 惠
有田 惠
2025年10月14日
5つ星のうち5と評価されています。

泡たちの会話、楽しそうです。「好きに生きていいんだよ」「何がしたい?」「ぽくぽくぽく~」読んでいる私にも問いかけられたように感じました。

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AYAKO TAKANO
2025年10月14日
返信先

コメントをいただきありがとうございます。自分への「問いかけ」と感じてくださった惠さまの

お心は豊かで温かいですね!

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ゲスト
2025年10月13日
5つ星のうち5と評価されています。

私も本質を見つけたくなりました。

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AYAKO TAKANO
2025年10月14日
返信先

是非!!自分の本質を見つけると、道しるべとなり人生を照らしてくれます。コメントをいただきありがとうございました。とても幸せです!

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